2017年WBC イスラエルが起こしたジャイアントキリング

イスラエル 2- 1 韓国 (延長10回)

見事だった。
世界ランキング41位のイスラエルが、同3位の韓国を破った。
久しぶりにブログを書きたいと思うようなアツい試合を、まさか開幕戦・・それもイスラエル対韓国という対戦カードで観れるとは思わなかった。
 
試合を振り返れば確かに四死球の多さや拙攻など、粗の多い試合だったかもしれない。
イスラエルのメンバーがほぼアメリカ人だとか、今回の韓国代表は明らかにチーム力が落ちているとか、そんなことはどうでもいい。
この国際大会という舞台で1点を争う試合は自国でなくとも見ていておもしろいのだ。
 
延長10回、勝ち越したイスラエルは最後の守備に着く。
韓国の先頭打者が放った強烈な三遊間へのライナーをイスラエルのショートが横っ飛びで好補する。
イスラエルのピッチャーは両手を挙げて喜び、ヒットを確信した韓国のバッターはうつむく。
本当にしびれるシーンだった。
 
ちなみに日本で唯一の視聴方法であったJsportはこの瞬間を逃し、気づいたら1アウトになっていた。何やってんだ。
 
3アウトになった瞬間、イスラエルのベンチから優勝したかのように選手が飛び出てくる。
特別応援もしていない国なのに、その歓喜に影響されて嬉しい気持ちになってしまった。
 
2013年、オランダがキューバを破ったときも衝撃的だったが・・・
これがあるから、WBCはおもしろい。
 

「予選組」イスラエルを待ち受ける過酷な日程

韓国戦、イスラエルの選手が試合を終えたのは夜10時を過ぎたころだ。
なのに、翌日の昼12時からまた試合が組まれている。
投手の中1日制限というルールもある中で、この日程は不公平すぎてヒドいとしか言いようがない。
 
そんな逆境どこへやら、イスラエルは12時から行われた台湾戦で大勝し僅か2日で1次ラウンド突破を手中に収めてしまった。
となれば、日本が順調に勝ち進めば対戦する可能性がある。応援している場合ではない。
 
今大会で最後という噂も立つWBCではあるが、一人の野球ファンとしては存続を願ってやまない。
辞退者、ボイコット、怪我のリスク・・そんなものは始まってしまえばどうでもいいことだ。
 
球場でプレーしている彼らは、全力だ。